2017年2月9日木曜日

柿の葉寿司

柿の葉寿司
柿の葉寿司
柿の葉寿司を食べた。奈良名物である。柿の葉の包みをほどくとコロンとした押し寿司があらわれる。鯖が一般的のようだが、鯛に鮭などが包まれている。一口か二口ほどでコロンと食べられるところが良い。お店ではにゅうめんとのセットで提供されていたりしている。大仏を見て、奈良公園を散策して、それで帰りがけに柿の葉寿司をお土産にというパターンが多いのだろう。昨日もそのくちで、お土産で食べた。話は別だけれど、大仏殿の中の大仏の鼻の穴を始めてくぐった。正しくは、大仏殿の中の柱に開いている大仏様の花の穴と同じ大きさだといわれる穴である。中学生の修学旅行のとき友達が楽しそうにくぐっている姿を思い出し、そのときくぐれなかった思い出がよみがえり、44歳にもなって大人げもなく子供や観光客に混じりながら願いを達した。大人にはちょっとくぐりにくそうな穴のサイズだが、私は細身なので大丈夫だった。柿の葉寿司の話から大仏の鼻の穴の話に話がそれてしまった。醤油をつけて普通に食べようとしたら家人に、関東者は、なんでもかんでも醤油つけて、繊細な味をしらないと言われてしまった。関西に移住して確かに、インスタントカップ麺が、関西の風味付けで、関東で食べていた緑のたぬきの味が違う。駅にある立ち食い蕎麦屋の出汁ももちろん薄口醤油の薄い色で、関東のあの真っ黒のそばつゆではない。関東にはコロッケ蕎麦なるものがあるが今となっては新幹線に乗って、箱根まで行かなければ食べられない。いや新宿小田急の立ち食い蕎麦屋で食べられる。あ、また話がそれた。奈良のご家庭では、柿の葉寿司を手作りするところもあるようだし、手作り体験できる店もあるようだ。今度時間があるときに手作り体験をしてみたいと思う。

伝統を伝える 手作り体験


0 件のコメント:

コメントを投稿