2017年2月1日水曜日

君が上なら僕は下

君が上なら僕は下
上下



上下関係といえば、親方とその弟子とか、部長と平社員とか、上の方が偉い。男女の場合は各々の夫婦とかカップルによるだろうけれど、日によって上になったり、条件によっては下になってみたり、いろいろと創意工夫が繰り広げられているんだと思う。夜の話をしているのではなくて、あくまで上下関係の話だ。群馬はかかあ天下と言われているけれど、群馬県では養蚕が盛んで、妻の経済力が夫より高い家庭が多かったからだそうだ。やはり金を握っている方が上なのだ。上下関係と言おうか上下で不思議なのは鏡だ。左右は反対になるのに、なんで上下は逆さまにならないのだろう。
眼がふたつあるからだと安易に思ったりしたらどうも違うらしい。「鏡を正面から見たときに手前と奥が逆転し、左右や上下はそのまま映す。」だからだそうだが、どうも納得がいかない。すぱっと説明できる方は、コメント欄で教えてください。
上下といえば、高さの感覚もある。高所恐怖症なので高いところは苦手だが、鉄塔とか、むき出しに足元が見える状況だと睾丸が冷える感覚がして脚がぐらついてしまうが、高層ビルの窓側に近い場所じゃなければ大丈夫だ。あるとき、新宿の高層ビル群のとあるビルのエレベーターで上階まで行ったら、エレベーターが開いた瞬間、ロビーがガラス張りで
ガラスと床との仕切りがひざ下30センチぐらいしかなく、なるべく外を見ないで壁伝いに歩いた思い出がある。またあるときは、横断歩道がない幹線道路で、歩道橋しか向こう側に行く術が無く、しかたなく歩道橋の階段を登り、上についたら歩道橋の両サイドの仕切りが腰より低い位置に設置されていて、何だか風が吹いたら落ちそうだし、クラクラするので、いたしかたなく下に下りて、横断歩道まで迂回したこともあった。東京タワーは333メートルだけれども、縦方向の感覚では、高いなぁ。と思うけれど、横方向の感覚、つまり距離で333メートルと言われると、そんな思ったほどの距離じゃないと感じる。横方向の、左右関係と言う言葉はないし、横方向の感覚はお隣さんやご近所さんだ。やはり上下の位置関係の方が優先されるのだろうか。上下の間の中ならば、竹。うな丼の竹で良いので食べたい。

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